猫カフェでウイルス蔓延
ちょっと前に東京立川にある猫カフェにて“猫パルボウイルス”が発生したそうです。
7月末に猫パルボウイルスが蔓延していることに気づておきながらも営業を続けることに対して不満を抱いた者による告発が話題となりました。
元となった告発ツイートは、スタッフが友人に現在ウイルスが蔓延していてこのままでは猫が可哀想だというものでした。
そもそも猫パルボウイルスというものを初めて聞いたのでどんなウイルスであるか調べてみましたが、子猫が感染してしまうと90%の確率で死んでしまうというものでした。
さらに、子猫でなくても下痢をしたりぐったりしていたりと元気な猫たちがほとんどいない状態だったのだとか。
猫の人気は数年前から著しいもので、猫カフェも流行って全国に何店舗もオープンしてきました。
猫好きは勿論、可愛らしい動物から癒しのパワーをもらいに人気だったのもわかります。
しかし、このような事態は決してあってはならないことであると思います。
愛情を持って運営するのが当然のことだと思っていました。実際にスタッフの方々は猫への愛情があるので、この件があってから泣きながら働いていたとの情報がありますし。
この猫カフェの社長は「猫が0匹になっても営業は辞めてはいけない」というような事を言っていたようです。猫が死んだら新しい猫をどこかから連れてこい、と。
猫パルボウイルスは非常に感染力が強いウイルス。遊びに来たお客さんがもし自宅で猫を飼っていた場合を考えて見るとペットの猫へも感染させてしまう可能性もあったわけですし。
このような大きな事態になってしまってから猫カフェはようやく営業停止を決断したようですが、もう再開は難しそうですね。
これからのペット商法にも大きな影響を与えた事件だったと思います。