さらばよ、さらば

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店員の接客を「見様見真似」で覚えるロボットが登場

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店員の接客を見よう見真似で学習していくロボットが開発されました。

これは国際電気通信基礎技術研究所が発表したもので、人型のロボットが小売業やサービス業などの店員の接客の様子を各種センサーを用いて読み取り、「覚える」のだそうです。

 

最近のAI関連の発展はすざまじいですね。

この「自分で覚える」ロボットの利点としては、ロボットが行う動作一つ一つをプログラマーがプログラミングする必要が無いという点があります。

 

例えば、店員がロボットに「店舗前での呼び込み」という動作を教えたいとします。

店員は最初にAndroidから専用アプリを使って「店舗前での呼び込み」というメニューを選択します。

そして、ロボットの前で、人間が店舗まで呼び込みをする様子を「お手本」として実演してみせます。

 

すると、このロボットが搭載したレーザー距離計や内蔵マイク、天井に取り付けたセンサーなどを用いて、店員の動きやお客さんとの距離感や、会話の内容などを自動的に学習して覚えるというのです。

 

このロボットは既に実証実験が済んでおり、大阪市にある「アジア太平洋トレードセンター」内の5店舗で有用であると判断されたそうです。

 

今後は、商店街などにも導入される予定とのことで、街でばったりこのロボットの接客を受ける機会もあるかもしれません。

今でもPepperなどが接客はしていますが、楽しいことになりそうですね。