AIのコピーライター「AICO」が誕生
電通が、人工知能による広告コピーライティングの機能を開発しました。
これは、静岡大学情報学部とのコラボレーションでの開発だそうで、人間のコピーライターが書いた約1,000個のキャッチコピーを最初にAIに学習させて、そのキャッチコピーによってどのような結果がもたらされたかのデータも学習させ、そのデータを元にAIが自動的に新しいコピーを自動生成するという仕組みだそうです。
もちろん、AIが作成したコピーがそのまま広告に採用されるかどうかは別の話で、きちんと人間のコピーライターの目を通してから使われるようです。
電通は昨年既にAIが書いたキャッチコピーを新聞に出稿しています。
そのコピーとは「新聞広告のセクシーが待っている。」。
確かに、人間が書いたのではこういった言葉の使い方はしなさそうです。
機械ならではの言葉の組み合わせといった感じで、趣がありますね。
このAI「AICO」、現在はまだベータ版だそうで、正式版のリリースはまだのようです。
正式版になれば、ユーザー別に最適化したネット広告を表示する、などの実用化が可能になるとのこと。
人間では思いつかないような言葉選びに期待が高まりますね。