さらばよ、さらば

日常の事、日々のニュースで気になったことなどをつづるブログです。

飲食店の団体予約による無断キャンセルの問題

飲食業界で以前から問題になっているのが、団体予約を行ってから当日になっても現れず、キャンセルになってしまう「無断キャンセル」です。飲食店側は、団体予約に合わせて料理を作っているにも関わらず、キャンセルになってしまったことから、料理が無駄になってしまうため損失が発生してしまいます。

最近でも、偽名を使って団体予約を行い、無断キャンセルによって偽計業務妨害容疑で逮捕されたといった事件もあるほどです。罪に問われた場合、損害賠償責任を負うことになるため、無断キャンセル分を負担する義務が予約者に課せられます。

無断キャンセルによる被害は、飲食店全体で年間2,000億円の損害が発生しているようです。中には、嫌がらせ目的で団体予約を無断キャンセルする人もいると言われているため、問題は深刻化しています。

今後、同様の問題が発生しないように、刑罰も重くなっていくことが想定されているようです。出来れば、予約する側のマナーが改善されることを願います。