さらばよ、さらば

日常の事、日々のニュースで気になったことなどをつづるブログです。

さようなら、ドコモ。こんにちは、格安SIM。

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筆者は先月、長年使い慣れ親しんだNTTドコモを解約し、ナンバーポータビリティ制度(MNP)を使用して格安SIMへと回線を変更した。そこで今回は、自分の備忘録も兼ねてこの回線変更についてBlogに書いておこうと思う。

 

きっかけ

筆者のiPhone6は2014年9月に購入したものだ。2016年11月でドコモの月々サポートが終了してしまう。月々サポート終了後の高すぎる月額料金を払い続けるつもりはなかったので、11月以降回線および端末をどうするかを考えていた。

 

ドコモ以外の大手キャリアにはあまり興味がなかったので、同じドコモ内で別の端末に機種変更をすることも考えたのだが、2年前に購入したiPhone6は外装にキズもなく、バッテリーもまだまだ元気に動いている。

 

格安SIMとは?

そこで突如として候補に挙がってきたのが「格安SIM」である。「格安SIM」という言葉はもちろん今までも聞いたことがあったのだが、なんとなく自分とは関係ない言葉なのだろう、と思って聞き流してしまっていた。ところが、格安SIMについて調べていくにつれてこれこそが自分が今求めているものなのではないだろうか?と思うようになっていったのである。

 

 

とはいえ、不安もある。「格安」という言葉のイメージから、品質が大手キャリアと比べて劣るのではないか、などの不安だ。この点については徹底的にインターネットで調べて不安を払拭した。また、Twitterで実際に格安SIMを使っている人の意見を聞き、自分の使用範囲であれば品質は問題なさそうだという結論に達した。

 

ドコモショップに話を聞きに行く

もう心はほぼ格安SIMへのMNPで決まっていたのだが、念のため最後にもう一度ドコモショップに話を聞きに行くことにした。Webで調べた自分の解約月や月々サポート終了月が本当に正しいのかを確認する意味もあった。ドコモショップの予約を取り、翌日窓口を訪れると待ち時間ゼロでカウンターに案内された。月々サポート終了は11月、解約月は来年ということで事前にWebで調べた内容の通りであった。

 

月々サポートがあと2ヶ月残っているが…

筆者が唯一心残りだったのは、ドコモの月々サポートがまだあと2ヶ月分残っていることだった。しかし、月々サポートは2500円程度であるのに対し、格安SIMに乗り換えた場合ドコモより安くなる金額は4000円以上。月々サポートを捨ててでも格安SIMに乗り換えた方がいいのは火を見るよりも明らかであった。

 

その場でMNP予約番号をゲット

結局筆者はその日でドコモをやめてしまうことを決意し、予定には無かったがその場でMNP予約番号を発行してもらった。ドコモの店員は特に引き留めることもなく、すんなりと予約番号を発行してくれたがこれは筆者が携帯関係に詳しそうだと店員が判断したからなのかもしれない。もしかしたら、あまり携帯に詳しくない人がカウンターに行った場合は引き留める営業トークが始まるのかもしれないので留意されたい。

 

ビックカメラBIC SIMを購入

筆者はその足で隣駅にあるビックカメラに向かった。その駅には複数のビックカメラの店舗があるが、最初に行った小さめの店舗では「今担当者がいないため1時間後になる」と言われてしまい、仕方なく少し離れた大きめの店舗まで歩くことになった。これからビックカメラ店頭で格安SIMの手続きを考えている方は、最初からなるべく大きめの店舗へ行くことをお勧めしたい。

 

手続き、そして開通

手続きには思ったより時間がかかった。なんとなくお手軽に開通できるイメージがあったのだが、普通に大手キャリアの携帯ショップでMNPをする場合と同じぐらいは時間がかかると考えておいた方がよいだろう。具体的には筆者の場合すべての手続きが終わるまでに待ち時間等込みで2時間程度要した。大手キャリアのショップであれば待合室にソファが完備されているが、格安SIMの場合はそういうわけにはいかない。ビックカメラの店内を見て時間をつぶすか、近隣の喫茶店等に行くなどしなければならない。

 

開通、その後

基本的には開通後は自分でSIMを持って帰って家でSIMを挿したり端末側の設定をするという形だったのだが、筆者は自宅までの帰り道ずっとスマホが使えないという状態に耐えられないと判断した。そのため、ビックカメラのカウンターで追加料金(500円台だった)を払ってその場でSIMをセットしてiPhone側の設定をしてもらうことにした。設定が終わったiPhoneを受け取って帰宅中に地下鉄の中などでいじってみたが、電波の掴みや体感の通信速度などはドコモ時代と全く変わらなかった。iPhoneの画面左上にも「docomo」の文字が表示されたままなので、ともすれば自分がドコモからBIC SIMに乗り換えたことすら忘れてしまいそうであった。

 

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今回のBIC SIMへのMNPは非常に満足の行くものであった。なぜもっと早く格安SIMが自分にメリットをもたらすものだと気づかなかったのだろう。これからは、自分の身の回りで解約月が近いなどの理由でキャリア変更や機種変更を検討している人には格安SIMへの乗り換えを積極的に勧めていきたいと思う。