ドローン×AED
AEDのおかげで命が救われることがあります。街中でAEDが設置されている場所を多く見かけるようになりましたが、いざというときにすぐ近くにAEDがいつも設置されているわけではないですよね。
そのような時に、AEDを少しでも早く必要な場所に届けるために、ドローンを使った運搬を試験的に取り組んでいるのがマルチコプターラボとフィリップス エレクトロニクス ジャパンです。
マルチコプターラボは、以前からドローンを使った人命救助に取り組んでおり、水難事故現場にドローンを使って浮輪を投下する、山岳事故現場に食料品や医療品を投下すると
いう使い方を提唱しています。
今回「防犯防災総合展inKANSAI2016」のフィリップス・フクダ電子共同ブースに、マルチコプターラボのドローンにフィリップスのAEDを搭載という形で展示が行われました。
AEDの場所に人を配する必要はありますが、ドローンを使えば、人が近づけないような場所やヘリコプターが飛ばせないような場所にも近づけるというのが大きな特徴ですね。
今後、ドローンに関する法整備が整えられるかと思いますが、ドローンを使った人命救助には大きな需要があると思いますので、ぜひ実用化してほしいですね。