さらばよ、さらば

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LINEが安否確認のために無料開放した「LINE out」サービスに対し謝罪

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大きな災害が発生した際向けに様々な安否確認方法があります。

今やスマホユーザーのほとんどがインストールしていると思われる「LINE」ですが、サービスの着想が、たした東日本大震災で電話回線インフラのトラフィックを混雑させることなく、親族・知人等と連絡が出来るように、ということだったと思います。

 

そのLINEが今回の熊本地震発生を受け、LINEから固定電話や携帯電話宛に電話が出来るサービス「LINE out」を10分間の通話であれば無料で使用できるように開放しました。

 

正直、このプレスリリースを見た時「???」って感じでしたが、案の定叩かれてしまったようです。

結局は電話回線のトラフィックに乗っかる形になるので、どうしてより混乱を招くようなことをするのかと思います。

10分無料であれば、急を要しないような内容の話もする人が出てくるだろうに・・・。

そういった想像力がないのでしょうかね?

 

LINE生みの親と言われる社員はすでに退職していると思いますが、思わぬ大ヒットによって開発当初の思想なんかはどうでもよくなり、震災に便乗したプロモーションというふうにとってしまいました。

 

また、あまりにも多い安否確認方法もどうかと思います。

父親がAというサービスで安否確認をしているのに母親ばBというサービスで安否確認をしていたらなんの意味もないのではないでしょうか?

そうならないよう、家族内での安否確認に使用するツールをあらかじめ決めておく必要がありますね。