死亡した銃乱射犯のiPhoneにパスコードがかかっていて困った
米判事は2月16日、Appleに対し、捜査当局が銃乱射犯のiPhoneに侵入するため、パスコード入力を10回間違えるとデータが消去されるiOSの機能をオフにするよう命じた。捜査当局は、入力可能なパスコードを全て試す「総当たり」でロックを突破可能になるという。米メディアが報じている。
iPhoneを使っている人ならば多くの人がこのパスコードを設定していると思います。
このパスコードですが、盗難等によるデータ流出を防ぐため、10回連続で入力を間違えるとiPhoneのデータが全消去されるようになっています。
今回のニュースでも、なんとか犯人のiPhoneから犯行の手がかりをつかもうとしていたそうなのですが、パスコードの壁に阻まれてしまっているようですね。
しかしこの「データ全消去」ですが、本当に完全に消去されるのでしょうか?
パソコンのハードディスクなんかの場合、データをゴミ箱に入れ、ゴミ箱を空にしてもハードディスク内にはデータが残っている状態です。
そのため、データ復元ソフトなんかを使えばわりと簡単に消去したデータの復元が出来てしまいます。
または、データ復旧業者なんかに依頼をして、iPhoneを分解してフラッシュメモリを取り出し、なんらかの方法でデータの抽出は出来ないのでしょうか?
わざわざパスコードを解除しなくてもそっちのほうが簡単なのでは?と個人的に思ってしまいました。
しかし、もし自分のiPhoneが盗難にあって、第三者がパスコードを10回間違えてデータが全て消えたら・・・面倒ですね。
普段からこまめにiTunesでバックアップをとっておこうと改めて思います。