さらばよ、さらば

日常の事、日々のニュースで気になったことなどをつづるブログです。

モスバーガーで交通系電子マネーでの決済が可能に

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全国のモスバーガーで交通系電子マネーが使えるようになったようです。

 

これは7/4から始まった新サービスで、全国相互利用をしている交通系ICカードSuicaPASMO、Kitaka、nimocamanacaICOCATOICASUGOCAはやかけん)全種類がモスバーガーで使えるようになりました。(一部の店舗では対応していないこともあるようです)。

 

このサービスは三井住友カードとの連携で導入したとのことで、交通系ICカードの導入なのに鉄道会社ではなく金融系の会社がサービスを提供しているというのは意外ですね。

 

モスバーガーではすでに5月からEdyが使えるようになっており、今回の交通系ICカードの導入に引き続き、今年度中にはクレジットカードでの決済にも対応する予定だということです。

 

モスバーガーだけでなく、マクドナルドでも今年度から交通系ICカードが導入されるというニュースも既にありました。

やはり、訪日外国人などの利便性を考慮した結果、ファストフード業界全体がキャッシュレス決済を導入していく流れになっているのでしょうか。

 

筆者も普段交通系ICカードをメインで使っているので、ファストフードで使える場所が増えるというのはうれしい限りです。

ただ、ICカード導入分のコストが商品代に跳ね返ってこないことは強く望みます。

 

エキナカで外貨両替が簡単に

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東京メトロが、増え続ける訪日外国人対策として、駅構内に外貨の自動両替機を設置すると発表しました。これは6月24日から使用開始されるもので、東京メトロでは初めて設置されるということです。

 

設置する場所は明治神宮前駅。原宿が近いことから、訪日外国人の数も毎日すごい数であることが予想されます。原宿は日本の「カワイイ」文化の発信基地。また、表参道も近いことから原宿と表参道をセットにして観光コースに組み込んで来日する外国人観光客は非常に多いと言えます。

 

そんな観光のスタート地点である駅に外貨の両替機があると大変便利ですね。通貨はドル、ユーロ、ウォン、元を始めとする世界主要13種類。日本円で10万円が1回当たりの最大両替額です。

 

13種類もの通貨を自動両替機の中に持っておかなくてはならないとなると、毎日両替機の中の通貨の管理が大変そうですね。ただ、外貨→日本円への一方的な交換機能しかついていないようなので、そこらへんはメンテナンスが少し楽になりそうです。

 

この自動両替機は年中無休、午前5時から午後23時半まで両替できるそうです。遅い時間帯の航空機で日本に到着していきなり原宿を観光したい場合でも安心ですね。

 

この両替機は「外為ドットコム」とのコラボレーションのようなので、今後他の駅にも広がっていくのかどうか注視したいと思います。

店員の接客を「見様見真似」で覚えるロボットが登場

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店員の接客を見よう見真似で学習していくロボットが開発されました。

これは国際電気通信基礎技術研究所が発表したもので、人型のロボットが小売業やサービス業などの店員の接客の様子を各種センサーを用いて読み取り、「覚える」のだそうです。

 

最近のAI関連の発展はすざまじいですね。

この「自分で覚える」ロボットの利点としては、ロボットが行う動作一つ一つをプログラマーがプログラミングする必要が無いという点があります。

 

例えば、店員がロボットに「店舗前での呼び込み」という動作を教えたいとします。

店員は最初にAndroidから専用アプリを使って「店舗前での呼び込み」というメニューを選択します。

そして、ロボットの前で、人間が店舗まで呼び込みをする様子を「お手本」として実演してみせます。

 

すると、このロボットが搭載したレーザー距離計や内蔵マイク、天井に取り付けたセンサーなどを用いて、店員の動きやお客さんとの距離感や、会話の内容などを自動的に学習して覚えるというのです。

 

このロボットは既に実証実験が済んでおり、大阪市にある「アジア太平洋トレードセンター」内の5店舗で有用であると判断されたそうです。

 

今後は、商店街などにも導入される予定とのことで、街でばったりこのロボットの接客を受ける機会もあるかもしれません。

今でもPepperなどが接客はしていますが、楽しいことになりそうですね。

AIのコピーライター「AICO」が誕生

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電通が、人工知能による広告コピーライティングの機能を開発しました。

これは、静岡大学情報学部とのコラボレーションでの開発だそうで、人間のコピーライターが書いた約1,000個のキャッチコピーを最初にAIに学習させて、そのキャッチコピーによってどのような結果がもたらされたかのデータも学習させ、そのデータを元にAIが自動的に新しいコピーを自動生成するという仕組みだそうです。

 

もちろん、AIが作成したコピーがそのまま広告に採用されるかどうかは別の話で、きちんと人間のコピーライターの目を通してから使われるようです。

 

電通は昨年既にAIが書いたキャッチコピーを新聞に出稿しています。

そのコピーとは「新聞広告のセクシーが待っている。」。

確かに、人間が書いたのではこういった言葉の使い方はしなさそうです。

機械ならではの言葉の組み合わせといった感じで、趣がありますね。

 

このAI「AICO」、現在はまだベータ版だそうで、正式版のリリースはまだのようです。

正式版になれば、ユーザー別に最適化したネット広告を表示する、などの実用化が可能になるとのこと。

人間では思いつかないような言葉選びに期待が高まりますね。

ビッグエコーにビジネスプラン!カラオケボックスでノマドワーク?

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カラオケの「ビッグエコー」が、カラオケ用の部屋をビジネス向けに貸し出すサービス「ビジネスプラン」を始めたそうです。

 

これは、貸会議室のように使えそうなサービスですね。料金は最安で1人ワンドリンク付き1時間600円。ワンドリンク付きというところが、飲食店の免許で営業しているカラオケ店らしいですね。

 

このビジネスプランは、すべてのビッグエコーで導入されるわけではなく、東京と神奈川の27店舗のみで展開されるそうです。実施店舗一覧を見てみましたが、都内、それも都心の店舗ばかりが名を連ねていました。確かにビジネスユースがある程度見込めそうです。

 

ビジネスプランを利用すると、電源タップやホワイトボードなどの貸し出しも受けられるそうで、カラオケのマイクを使用してプレゼンテーションの練習を行う、などの利用方法もビッグエコー側からは提案されています。また、すべての店舗ではないものの、無線LANも提供されるそう。

 

空いている昼間のカラオケボックスが埋められるというメリットがビッグエコー側にはありますし、利用者側としても貸会議室の選択肢が増えるのは好ましいでしょう。どちらにとってもメリットが大きいサービスになりそうですね。

Ustreamがサービス終了

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一つの時代の終わりと言えるでしょうか。動画配信サービスの「Ustream」がサービスを終了しました。

 

2007年にサービスを開始したUstream。当時はまだスマートフォンの普及率が今ほど高くなく、ガラケー時代でした。Ustreamも必然的にパソコンで使う前提のサービスでした。

 

時を同じくして流行りだしたTwitterと相まって様々なライブ動画がUstreamを通じて配信されました。タレントのトーク番組やアーティストのライブ中継から、個人によるライブ配信まで最盛期には月8,000万人ものユーザーがUstreamで番組を視聴していました。

 

私もUstreamでの配信用に、PCにUSBで接続するWebカメラを買った記憶があり、個人がライブ動画を配信するという文化の礎となったのは間違いなくUstreamの功績が大きいと言えます。

 

しかしその後、Ustreamで配信されていたようなトーク番組やライブ中継はどんどんニコニコ動画に移っていきました。Ustreamの存在感はどんどん薄くなり、ついに2017年にサービス終了となってしまったというわけですね。

 

当時は今ほど中継動画の画質も良くなかったのに、一生懸命動画に見入っていたのを懐かしく思い出します。

 

なお、Ustreamはなくなりますが、Ustreamのサービスはほぼそのまま「IBM Cloud Video」という形で引き継がれるとのことです。

 

インターネットの世界は移り変わりが激しいですね。10年前にはじまったサービスがもう終了になってしまうとは今回はさすがに驚いてしまいました。

 

Facebookが個人向けの募金ツールを提供

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Facebookにまた新たな機能が追加されました。これは3月30日にアメリカでベータ版として提供開始されたもので、Facebookの審査に合格した18歳以上のユーザーがFacebook上で募金活動を実施できるようになるものです。

 

この募金機能は、目的をしっかり示すことが求められていて、自分のための募金なのか、友達の為の募金なのか、またペットのためなのか、災害に遭って募金を求めているのかなどが設定することができます。募金で集めた額の6.9%はFacebookが手数料として持っていきます。

 

具体的な例としては

 

・自宅の火災で困っている

・ペットが難病で治療費が必要

・交通事故で治療費が必要

・葬儀代が出せない

・子供の教科書代が出せない

 

などの利用法がありそうですね。

 

個人的にはこのような制度は真っ先に詐欺の温床になるのではないかと危惧しています。その辺はFacebookが審査など何らかの対策を取っていることを信じたいです。

 

また、日本には募金文化があまりないためもしこの機能が日本でリリースされたとしてもあまり定着しないのではないかという予感もします。とはいえ東日本大震災のような大規模災害が今後起こった際には、募金団体を通さずに自分が支援したい個人に送金できるシステムがあると良いかもしれないですね。

 

一番いいのは、そのような災害が二度と起こらないことかもしれませんが…。